発症

【実体験】脳出血〝いそじオヤジ〟が発症時を語ります!!

初めまして、ドラおです。

本日、脳出血発症からちょうど2か月が経ち、ドラおBlogスタートします。

今回初回は、いそじオヤジに突然訪れた『脳出血発症体験』をお話します。
〝高血圧〟〝糖尿病〟が発症の原因でした。
医師の指導のもと、3年間というスパンでの『肉体改善計画!!』を目標に定めて、
〝肉体改善記〟を綴っていきます。皆様のチェックが目標達成の励みとなります。

では、『脳出血発症体験』 スタート!

【ついにその時が】

令和3年6月24日木曜日
時として夜9時半前、お風呂に入り、テレビの前に座ってくつろいでいる時でした。
左の背中からジワジワと迫りくる感覚、するとまず左腕の自由が・・・
「あれっ!!なんか左腕、動かねぇ、やばっ!!まじでやばい」
意識もしっかりしており、会話もちゃんとでき、右の感覚は全然OKでした。
隣にいた妻から、「もう、冗談はやめてよ!!」  バシッ!!  <妻からの渾身の一撃>
「いやっ、ホントだって、マジ、マジ」 すると、段々と左足の方も動かない感覚が・・・全身から脂汗が吹き出し、動く右手で左腕を持ち上げるが離すと、左腕はダラ~ン。
ちょっと辛くなってきたので、動く右半身を駆使して横たわることに(自力で)。
「これって脳梗塞かなんかの症状かなぁ!?救急車呼ぶかっ!」
意外と冷静な普通の会話!!
「じゃあ、119番するねっ」と妻に救急車を呼んでもらいました。
横になり救急車を待ちながら、『動けっ!!』と左腕に力みを加えて(念じて)いると、
なぜか・・・
発症からおそらく2~3分後、ス~っと左半身の麻痺が消えていってしまいました。
「あれっ!治った!?」左腕も思う様に動くし、指もグーパーOK、左足も上げ下げバッチリ。横になっていたので座ることに。すると救急隊の方々が到着。
上で述べた内容を自分で説明したあと、麻痺した左半身の動作チェック等を行ってもらい
ました。
自分では「治っちゃったなぁ」と思ったのですが、救急車で病院に行くことが決定!!
「長丁場になりそうなのでトイレ行ってもいいですか?」と聞き、ガッつり見守られながらトイレに。
こんな状況のあとでしたが、しっかりと自分で済ますことができました。
椅子型ストレッチャーに乗せられ、いざ救急車へ。
救急隊の皆様、こんな重たい自分を安全に運んでいただき、ありがとうございました。

【人生初の救急車体験】

救急車のベッドに寝させていただき、計測の装置等を取り付けられました。
何が何かはわかりませんが。
初体験で、色々な設備にドキドキしてしまいました。思わず車内をグルグル見渡しました。ちなみに、同乗で妻も乗っています。もちろん妻も乗車するのは初めてでした。
「ご希望の病院はありますか?」
「A病院でお願いします。」しばらくすると、
「A病院は現在受け入れられないようなので、B病院でどうでしょうか?」
「では、B病院でお願いします。」しばし問合せタイムとなり、
「B病院で受け入れ可能ですので、B病院に出発します。」
隣駅の病院ですので、行き方も良くわかっています。〝ピーポー・ピーポー〟走りながら、ベッドに横たわりながら、まず右に曲がって、しばらく道なり。左に曲がって少し走ったら、そこを右に。細い道だからそこはゆっくりと。もうすぐ到着だ。
でっ、無事到着しました!!
そこまで車中ではしっかりとわかっていました。
救急車から降ろしていただき病院内に搬送されました。
救急車そして緊急搬送に携わってくださった病院の皆様、本当にありがとうございました。

【搬送後の検査、そして病名判明】

診察室にストレッチャーで運ばれ、血液検査・血圧測定・心電図等さまざまな検査を行っていただきました。そしてメインの頭部CT検査へ。
頭部CT検査の結果が出て、CT画像により医師より説明がありました。
※CT画像は、脳出血の概要にありますのでそちらを御覧ください。
病名:右頭頂葉脳出血。それによる左上下肢麻痺というものでした。
併存疾患・合併症は、高血圧糖尿病とのことです。
「この後すぐ入院ですね!」
16年前の痔の手術以来の入院が決定しました。
入院決定を受け、日付の変わった0時過ぎ、携帯電話から会社へ第1報「入院」のメール。妻とは、朝一番での会社への電話を託し、入院生活がスタートしました。
コロナ時代のため、入院中の面会禁止の状況下で!!

ここでは、私が発症しました『脳出血の概要』を体験談を交え説明します。

『脳出血の概要』

・脳出血とは

脳の中を走る細い動脈が突然破れて出血が起こり、脳を壊したり圧迫したりすることで
さまざまな症状が現れる病気です。脳出血は、出血性の脳卒中のひとつです。
最悪の場合には意識障害や呼吸不全を引き起こし、命を落とす危険性もあります。

・脳出血の原因は

リスクファクターとして、動脈硬化、高血圧、糖尿病、血液透析などがあります。
起床時や入浴、トイレに立ったときなど血圧が大きく変化するときに発症することが
多くなります。
私の場合、入浴後すぐ、テレビを見ようと座っていた時に発症しました。
入院時の診断で、高血圧、糖尿病が原因と明確になりました。

・脳出血の症状は

初期症状として、血液が破れた血管から漏れて周囲の脳や膜を破壊したり圧迫したりする
ことではじまる頭痛や吐き気があります。
私の場合は、特にこの症状には気付きませんでした。
それ以降の症状としては、どこに出血が生じるかによって症状が異なります。
・被殻出血:片側の手足のしびれや麻痺、麻痺した側と反対側を両目が向く(共同偏視)
・視床出血:両目が鼻先をにらむ、片側の感覚障害、不随意運動や痛み(視床症候群)
・橋出血:両目が真ん中に固定され、さらに瞳孔が縮瞳する、意識障害
・小脳出血:激しい頭痛、めまい、吐き気と嘔吐、立っていられない(姿勢反射障害)
・皮質下出血:けいれんなどのてんかん発作
さらに、出血量が多くなると周囲の正常な脳を圧迫したり浮腫が強くなったりして、
意識障害が現れます。
私の場合、右頭頂葉脳出血でしたので、左上下肢麻痺の症状がおきました。

・検査診断方法は

脳出血は、生命にかかわる危険性をはらんでいる病気のため、すみやかに検査を行う必要があります。
具体的には、頭部CT検査(エックス線を使って身体の断面を撮影する検査)を行って診断
します。
新しく起こった出血は、CT画像では白い病変として現れます。入院直後のCT画像です。

下側が前面となり、右側に白く写っているのがわかるかと思います。
その出血により左上下肢麻痺が発症しました。
入院中4日目に行った頭部CT検査では、入院直後に比べ白く写っている範囲が減少し
薄っすらなっていることが確認できました。

・治療予防は

生命に危険が及ぶ場合は手術によって血腫を除去することもあります。
・顕微鏡を用いた手術で血腫を取り除く
・頭蓋骨に小さな穴をあけて内視鏡を使いながら血腫を吸引する
・視床出血や小脳出血では、脳室から脳脊髄液を排除する(脳室ドレナージ)
私の場合、手術での治療ではなく本当に良かったです。
リハビリテーションについても、血圧コントロールと全身状態が落ち着いてきたら、
なるべく早めに開始することが重要です。
私の場合、救急車に乗り込む自宅での段階で既に麻痺症状が治まっておりましたので、
入院中のリハビリ検査もすぐに「合格」をいただけました。
入院中はトイレ・洗顔・歯磨き等に行く回数をあえて増やし歩行回数を多くする事、
スマホを扱って指先や脳のトレーニングをする事を心掛けました。
実際、コロナにて在宅ワークを行っていたおかげで、入院中もスマホで行える仕事に
ついては処理する事ができ、大変良いリハビリとなったと自負しております。
脳出血を起こしてしまった場合の再発予防は、血圧コントロールが不可欠です。
目安としては、収縮期血圧を120程度に管理することが望ましいとされています。


最後に、『脳出血(脳梗塞)』に関する本を紹介します。

『脳出血(脳梗塞)』について、もっと詳しく知りたい方は、是非ご覧ください。

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