
ドラおです。
今回は、いそじオヤジが退院し、自宅静養中まず考えた『肉体改善計画!!』をお話します。
脳出血発症の原因だった〝高血圧〟〝糖尿病〟と向き合って!
医師の指導のもと、3年間というスパンでの『肉体改善計画!!』を目標に定めて、
〝肉体改善記〟を綴っていきます。皆様のチェックが目標達成の励みとなります。
では、『肉体改善計画!!』 を説明!
【目標体重の設定】
私は、令和3年7月6日の退院時、帰宅し体重計測すると 96.4kg でした。
身長が170cmなので、「適正体重」は 63.58kg となります。
まずはBMIを標準ぎりぎりの『25』と設定し、72.25kg を目標体重としました。
24.15kg の減量となります。
三ヶ年計画とし、“年間8kg”、三年後には24kgの減量を目標としました。
その後は改めて標準範囲内で「適正体重」に近づけていければと・・・・・
★ (令和3年7月) 96kg
⇒ (令和4年7月) 88kg ~1年後~
⇒ (令和5年7月) 80kg ~2年後~
⇒ (令和5年7月) 72kg ~3年後~ その後は徐々に「適正体重」へ
◎「適正体重」とは?
適正体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22
※BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) BMIが22で「適正体重」
◎BMI(Body Mass Index)とは?
・BMIは肥満度を判定する代表的な指標。
・BMIの算出方法は、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
・肥満度の判定
BMI 18.5未満・・・・・「やせ」
BMI 18.5~25・・・・・「標準」 ※BMIが22のとき、理想的な「適正体重」
BMI 25以上 ・・・・・・「肥満」
◎私の場合
・退院時のBMI 96.4(kg)÷1.7(m)÷1.7(m)= 33.36 ⇒「肥満」判定
・適正体重 1.7(m)×1.7(m)×22= 63.58kg
・目標体重 1.7(m)×1.7(m)×25= 72.25kg
ここでは、私が発症した脳出血の2つ目の原因である『糖尿病の概要』を
体験談を交え説明します。
『糖尿病の概要』
・糖尿病とは
血糖値(血液中に含まれるブドウ糖)が慢性的に高くなる病気です。
食事をすると血糖値が上がり、血糖値の上昇が感知されると膵臓から「インスリン」
と呼ばれるホルモンが分泌され、肝臓や筋肉ではブドウ糖をグリコーゲンと呼ばれる
エネルギー源に換え、脂肪組織では脂肪として、蓄える仕組みが作動します。
この仕組みが備わっているため、血糖値は飲食しても一定に保たれています。
一方、糖尿病ではインスリンの分泌量が減少したり、インスリンのはたらきが弱く
なったりするため、血糖値が高い状態が続くようになります。
この状態が長期間に及ぶと全身の血管に障害が起こるようになり、重症化すると
失明・腎不全・足の切断などQOL(生活の質)を大きく低減させるような合併症や
心筋梗塞や脳梗塞などの病気を引き起こすことがあります。
・糖尿病の原因は
血糖値を降下させる作用のあるインスリンと呼ばれるホルモンの分泌量が低下したり、
はたらきが悪くなったりする事です。
・1型糖尿病:
糖尿病の中には免疫のはたらきの異常により、インスリンを産生する膵臓の細胞が破壊
されることで発症するタイプ
・2型糖尿病:
高脂肪・高カロリー・食物繊維不足などの食生活や、運動不足、ストレス、睡眠不足、
喫煙習慣などの生活習慣の乱れから発症するタイプで、全ての糖尿病患者の9割以上
・その他、妊娠をきっかけに発症する糖尿病、膵炎・膵がんなど膵臓の病気で発症する
糖尿病など
・糖尿病の症状は
糖尿病の根本的な病態は慢性的に高血糖が続く事です。
そのため、糖尿病を発症すると、喉の渇き、尿量の増加、倦怠感、体重減少などが現れる
ケースもありますが、多くは自覚症状がありません。
私の場合、脳出血発症前の一年間ぐらい①喉の渇き②尿量の増加が症状としてありました。血糖値が高い状態が続くと、血液中に多量に存在するブドウ糖が血管を傷つけ、目や腎臓、神経などにも十分な血液が流れにくくなることで網膜症、腎不全、末梢神経障害など
いわゆる『三大合併症』を引き起こす事も多々あります。
そして最終的には、失明、人工透析、足の切断など、日常生活に極めて大きな支障をきたす状態に陥る可能性も生じます。
また、心筋梗塞や脳卒中などの病気の発症リスクも高くなります。
・検査診断方法は
・血液検査:
血糖値や過去1~2か月の血糖値の状態を反映するHbA1c値を調べるほか、
インスリンの分泌能力などを評価します。また、1型糖尿病が疑われる場合は、GAD
抗体などの抗体と呼ばれるたんぱく質の有無を調べる検査を行います。
・経口ブドウ糖負荷試験:
早朝の空腹時に一定量の糖分が含まれた飲料を摂取し、摂取前後の血糖値の変化を
調べる検査です。
糖尿病を発症すると空腹時の血糖値が高くなったり、摂取後の血糖値の下がりが悪く
なったりするといった特徴的な結果が見られるため、糖尿病の確定診断に用いられる
検査のひとつです。
・合併症の有無を調べる検査:
糖尿病が疑われる時や糖尿病と診断された場合は、網膜の状態を調べる眼底検査、
腎機能検査、腱反射、動脈硬化の程度を調べる検査などが必要に応じて行います。
・治療予防は
・生活指導:
2型糖尿病では、第一に原因となる食生活や運動習慣の乱れを正す生活指導を行います。
発見された時点で早急な治療を要する重症な場合を除き、1~2か月ほど生活改善を行っ
た上で薬物療法など次のステップの治療に進むか否かを判断します。
・インスリン以外の薬物療法:
生活改善などを行っても血糖値が十分に下がらない場合は、血糖値を下げる薬による
薬物療法を行います。
血糖値を下げる薬にはいくつかの種類の飲み薬や注射薬(GLP-1受容体作動薬)があり
ます。
・インスリン治療:
薬物療法の効果が十分にない2型糖尿病、インスリンの分泌量が大幅に低下している
1型糖尿病、胎児への影響により血糖値を下げる薬を使用できない妊娠糖尿病では、
人工的にインスリンを補うインスリン治療を行います。
インスリンの投与は自己注射によって行われ、治療のほかにも厳密な食事管理なども
必要となります。
糖尿病にはいくつかのタイプがあり、免疫の異常による1型糖尿病を予防する方法は
現時点ではありません。
一方、生活習慣が関わる2型糖尿病や妊娠糖尿病は問題となる生活を改善することで、
発症や悪化をある程度予防することが可能です。
治療の継続により良好な血糖コントロールができていれば、普通の人と変わらない健康
な生活を送ることができます。
規則正しい食生活、運動を心がけ、ストレスや喫煙習慣など生活上の習慣に注意する。
私の場合、血糖値を下げる薬による薬物療法を行い、規則正しい食生活や運動を心がけ、
ストレスを溜めない生活習慣に注意します。
次は、脳出血発症の原因だった〝高血圧〟〝糖尿病〟と向き合い、
これから3年間というスパンで、
『肉体改善計画!!』の《 日々実施する事 》を説明!
《 日々実施する事 》
①血圧管理(基準値:135/85mmHg)
朝に血圧測定を行い、基準値に対する数値を確認し、日々記録を残す。
②厳密な食事管理
朝・昼・夜と規則正しい食事をし、間食をやめ、日々の食事記録を写真で残す。
・食塩摂取量を減らす。
・カリウムを豊富に含む野菜や果物の摂取。
・水分(麦茶)をしっかり。
③確実な薬管理
医師から処方された薬について、薬局にて日付ごとに梱包。飲んだらカレンダーに〝印〟
④体重管理
就寝前に体重測定を行い、目標体重に対する数値・体重推移を確認し、日々記録を残す。
⑤運動不足改善
走ったり大きな声を出すことは医師よりまだNGなので、より多く〝歩く〟ことを
心掛ける。
最後に、『糖尿病』に関する本を紹介します。
『糖尿病』について、もっと詳しく知りたい方は、是非ご覧ください。
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